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総入れ歯は、作るものではなく、治療するもの。

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患者様からいただいた忘れられない言葉

これまで多くの患者様から、さまざまな言葉をいただいてきました。
その中でも、今でも忘れることができない言葉があります。
40年以上総入れ歯で苦労されてきた80代の患者様が、完成した総入れ歯をお渡ししてしばらく使ってみた後に、

先生が作ってくれた総入れ歯は、命より大事です。

とおっしゃいました。
私は思わず、
「それは言い過ぎですよ。命の次くらいでしょう。」
とお答えしました。
しかし患者様は、
「いいえ、命より大事です。」
とおっしゃいました。
 
その瞬間、私は気付きました。
私たちが作っている総入れ歯は、単なる人工物ではないということです。
食べること。
人と話すこと。
笑うこと。
外出すること。
家族と同じ食事を楽しむこと。
総入れ歯には、その方の人生そのものを支える力があるのだと感じました。
その患者様は数年後、天寿を全うされました。
そしてその一年後、ご子息がわざわざクリニックを訪ねて来てくださいました。
「母は最後まで食事に困ることなく過ごすことができました。本当に感謝しています。」
そう伝えてくださいました。
私は総入れ歯を作っていたつもりでした。
しかし実際には、その方の人生の一部に関わらせていただいていたのだと思います。
 
また別の患者様からは、
「先生に第二の人生をいただきました。」
という言葉をいただいたこともあります。
「快適です。」
「自分の歯のようです。」
「もっと早く来ればよかった。」
そのような言葉も数え切れないほどいただいてきました。
そして多くの患者様が、最後にこうおっしゃいます。
「先生しかいないから、健康で長生きしてください。」
私にとって、これ以上の励ましはありません。
だからこそ私は今日も、総入れ歯治療の結果にこだわり続けています。
総入れ歯は、ただ作ればよいものではありません。
患者様の人生を支えるものである。
私はそう考えています。

ご挨拶

院長 大前 太美雄

はじめまして。
総入れ歯専門 パリムデンタル東京赤坂 院長の大前太美雄です。
 
私はこれまで、多くの総入れ歯でお困りの患者様と向き合ってきました。
「噛めない」
「外れる」
「痛い」
「人前で話すのが不安」
「総入れ歯だから仕方がないと思っている」
そのようなお悩みを抱えながら生活されている方は決して少なくありません。
しかし私は、総入れ歯だから仕方がないとは考えていません。
もちろん総入れ歯にも限界があります。
それでも、診査・診断を行い、咬み合わせや顎位を整え、歯科技工士と連携しながら正しい治療理論に従って治療を進めることで、患者様の生活は大きく変わります。
 
私は長年の臨床経験を通じて、
「総入れ歯は作るものではなく、治療するもの」
という考えにたどり着きました。
その考えから生まれたのが、特許取得の治療用義歯を用いた総入れ歯治療です。
いきなり完成義歯を作るのではなく、まず治療用義歯によって噛み合わせや顎位を整え、その結果を最終義歯へ反映していく。
この治療方法によって、多くの患者様から
「もっと早く来ればよかった」
「第二の人生をもらいました」
「入れ歯を忘れていました」
という言葉をいただいてきました。
総入れ歯は単なる人工物ではありません。
食べること。
話すこと。
笑うこと。
家族や友人と同じ食事を楽しむこと。
 
その方らしい人生を支える大切な治療です。
 
もし現在の総入れ歯でお困りでしたら、一人で悩まずご相談ください。
まずは今のお口の状態を正しく知ることから始めましょう。
そのうえで、どのような選択肢があるのか、私が責任をもってご説明いたします。
 
総入れ歯でお困りの方のお力になれれば幸いです。
 
パリムデンタル東京赤坂
院長 大前 太美雄
 


なぜ総入れ歯専門になったのか

私はもともと、咬合治療やフルマウスリコンストラクションを中心に自由診療を行っていました。
院内には歯科技工士が在籍し、院内技工所も備えていました。また、当時からDSシステムによる精密義歯製作を行い、入れ歯治療にも力を入れていました。
ある日、一人の患者様から
「総入れ歯をできるだけ早く作ってほしい」
というご相談を受けました。
当時の常識では、総入れ歯の完成には複数回の通院と数週間の期間が必要でした。そのため、多くの歯科医院であれば「できません」という答えになったかもしれません。
しかし私は、
「どうすれば患者様の希望を実現できるのか」
を考えました。
技工作業そのものを短縮することはできません。しかし、診療が終われば直ちに技工作業を開始し、技工作業が終わればすぐ次の診療を行う。
歯科医師と歯科技工士が連携し、診療と技工を切れ目なく進めることで、従来4回程度の通院が必要だった総入れ歯を、連続2日、型どりからわずか28時間後に完成させることができるのではないか。
そう考え、初めて「Oneday Denture」に取り組みました。
そして実際に、連続2日で完成した総入れ歯を患者様のお口に装着した瞬間、その患者様は大変喜んでくださいました。
私はその時、
「総入れ歯治療は、これほどまでに人を喜ばせることができるのか」
ということを強く実感しました。
同じようなお悩みを抱えた患者様は全国にいらっしゃるのではないか。
そう考え、まだ多くの歯科医院がホームページを持っていなかった時代に、自らホームページを作り、
「2日で総入れ歯を完成できます」
と発信しました。
最初にご相談いただいたのは、シンガポール在住の患者様でした。
それをきっかけに、日本全国、そして海外からも患者様が来院されるようになりました。
気がつけば、咬合治療を中心としていた歯科医院は、総入れ歯専門クリニックへと変わっていました。
私が総入れ歯専門になったのは、最初からそう決めていたからではありません。
患者様のご要望に真剣に向き合い、その期待に応え続けた結果、現在のパリムデンタルがあります。


私が考える総入れ歯治療

① 総入れ歯は「作る」だけでは不十分

私は、総入れ歯は単に歯を並べて完成させるものではないと考えています。
咬み合わせ、顎の位置、筋肉との調和を整えながら治療しなければ、本当に快適な総入れ歯にはなりません。
そのためパリムデンタルでは、いきなり最終義歯を作ることはせず、まず治療用義歯を用いて噛み合わせや顎位を整える工程を大切にしています。

② 総入れ歯は動いてはいけない

私が理想とする総入れ歯は、
食事中だけではありません。
会話をしている時も、
笑っている時も、
歯ぎしりをしている時も、
歯肉と義歯の位置関係が安定している総入れ歯です。
総入れ歯は外れるもの、動くもの、痛いもの。
そのように考えておられる方も少なくありません。
しかし私は、その考え方そのものを変えたいと思っています。

③ 「総入れ歯は仕方がない」とは考えない

長年総入れ歯治療を行ってきて感じるのは、
多くの患者様が、
「総入れ歯だから噛めなくても仕方ない」
「痛くても仕方ない」
「見た目は我慢するしかない」
と思い込まされていることです。
私はそうは考えていません。
もちろん総入れ歯にも限界があります。
しかし、その限界を理由に最初から諦めるのではなく、少しでも快適に、少しでも自然に、少しでもよく噛める総入れ歯を目指すことが歯科医師の責任だと考えています。


最後にお伝えしたいこと

入れ歯や総入れ歯、そして時にはご自身の歯の問題によって、人生そのものが振り回されてしまう方がおられます。
しかし私は、人生を入れ歯に支配されてほしくないと思っています。
たとえ総入れ歯になったとしても、
あなたらしい人生を歩むことはできます。
過去を変えることはできません。
だからこそ現状を受け入れ、これから先を前向きに生きる。
そんな思いを持つ方のお力になりたいと考えています。
パリムデンタルは、単に総入れ歯を作る場所ではありません。
 
患者様が自分らしい人生を歩むためのお手伝いをする場所でありたいと思っています。

経歴

 
私一人が診られる患者様の数には限界があります。
だから私は診療だけでなく、研究を行い、発明を行い、後進を育成しています。
総入れ歯で困る患者様を一人でも減らしたい。
それが私の使命です。
総入れ歯治療を通じて、総入れ歯で困る人を減らしたい。
そしていつか、総入れ歯にならなくてもよい人を増やしたい。
それが私の目指す未来です。

1992年 神奈川歯科大学歯学部卒業
1996年 大阪府豊中市に大前歯科医院 開業
2000年 大阪府豊中市に大前入れ歯研究所設立
2005年 大阪府で医療法人中道会設立、理事長就任
2016年 エストニア歯科医師ライセンス取得
2017年 エストニアに歯科クリニック(DENTIX)開設
2018年 パリムデンタルクリニックに医院名変更
2026年 東京赤坂に、パリムデンタル東京赤坂を個人開業
・総入れ歯治療歴30年
・日本全国から患者様が来院


日本補綴歯科学会会員、日本顎咬合学会会員、日本顎関節学会会員、日本歯科理工学会会員、日本デジタル歯科学会会員

神奈川歯科大学 クリニカル・バイオマテリアル講座 研究生

取得済み特許


 
特許3771534号 「義歯製作時の咬合調整器具」(出願から20年経過し特許消滅)
特許4359528号 「人工歯根および人工歯根製造システム」(特許消滅)
特許5135570号 「口腔粘膜密着体の製造方法」
特許5367644号 「熱可塑性樹脂の成形方法及び熱成形用の鋳型」
特許5426957号 「治療用義歯」
特許5946950号 「咬合器」
特許6397541号「下顎位置保持装置」
特許6469810号 「口腔用測定具」
特許6730469号 「歯科用測定具」
特許7112616号「人工歯片ユニット、義歯および義歯の製造方法」
特許7498442号「義歯の製造方法、義歯および人工歯材料」

著書

📖
『入れ歯専門医が教える「あえて残さない」歯の健康生活』
総入れ歯治療や歯を残すことについての考え方を一般の方向けにまとめた書籍です。

📖
ワンデーデンチャーシステムと快適超精密義歯のすべて』
 
2010年発刊時のホームページの内容を抜粋した書籍です。現在行っている総入れ歯システムの初期段階で、内容は大きく異なります。過去の遺産です。