特許・治療用義歯
治療用義歯は仮の入れ歯ではありません
パリムデンタルの治療用義歯は、一般的にイメージされる「仮の入れ歯」とは異なります。
治療用義歯であっても、
- できる限り高い適合性
- できる限り自然な見た目
- できる限り快適な噛み心地
を目指して製作しています。
そのため、多くの場合、装着時に大きな調整を必要とせず、その日から食事や会話を行うことができます。
また、咬合調整を前提とした総入れ歯ではなく、診査・診断に基づいて製作することで、できる限り完成度の高い状態でお渡ししています。
もちろん治療用義歯は最終義歯ではありません。
しかし、
「まず我慢して使う入れ歯」
ではなく、
「その日から日常生活を取り戻すための治療用義歯」
として製作しています。
なぜ完成義歯を先に作らないのか
一般的な総入れ歯治療では、
まず総入れ歯を完成させ、その後に痛い部分を削ったり、噛み合わせを調整したりしながら合わせていくことが少なくありません。
しかし私たちの経験では、この方法で本当に快適な総入れ歯を実現することは容易ではありません。
なぜなら、総入れ歯治療の成功には満たさなければならない重要な条件が複数あり、完成してから削って合わせていく方法では、それらの条件が偶然そろうことを期待する治療になってしまうからです。
そこでパリムデンタルでは、まず特許取得の治療用義歯を製作します。
そして治療用義歯を使いながら、
- 咬み合わせを整える
- 顎の位置を整える
- 義歯と歯肉との適合性を高める
という治療を行います。
治療用義歯は完成義歯ではありません。
患者様にとって本当に快適な状態を探し出し、整えていくための治療装置です。
総入れ歯治療成功の3つの条件
パリムデンタルでは、総入れ歯治療の成功には3つの条件が必要だと考えています。
① 義歯と歯肉が高い精度で適合していること
痛みがなく、外れにくい総入れ歯の土台になります。
② 中心位(機能的な顎位)が安定していること
無理のない自然な顎の位置で噛める状態です。
③ フルバランスドオクルージョンが構築されていること
噛んだときに義歯が安定し、機能し続けるための咬合です。
治療用義歯の役割
特許取得の治療用義歯は、
この3つの条件のうち、
「義歯と歯肉とのフィット」
「中心位の確立」
を実現することを目的としています。
そしてその治療結果を最終義歯へ反映することで、快適な総入れ歯へとつなげていきます。
治療用義歯は「我慢するための入れ歯」ではありません
治療用義歯について説明すると、
「その間は不便な状態で過ごすのですか?」
「完成義歯ができるまで我慢しなければならないのですか?」
というご質問をいただくことがあります。
しかし実際には、そのような治療ではありません。
パリムデンタルの治療用義歯は、単なる仮の入れ歯ではなく、実際に食事や会話を行いながら治療を進めていくための総入れ歯です。
治療が進むにつれて噛み合わせや顎位が整い、義歯と歯肉との適合性も高まっていきます。
そのため、多くの患者様は治療開始から3〜4か月頃になると、
「以前よりずっと噛めるようになった」
「入れ歯を意識する時間が減った」
と感じられるようになります。
実際にご家族や周囲の方から、
「本当に総入れ歯なの?」
と驚かれる患者様も少なくありません。
私たちは、完成義歯が入る日だけを目標にしているわけではありません。
治療用義歯をお渡ししたその日から、患者様の生活が少しずつ快適になっていくことを目指しています。
治療用義歯の特徴
-
◆ 多くの場合、無調整で装着可能
◆ 咬合調整を前提としない設計
◆ できる限り自然な見た目
◆ できる限り快適な噛み心地
◆ その日から会話や食事が可能(※) - (※)抜歯直後は、お粥・豆腐・プリンなどの柔らかい食事から少しずつ慣れていただきます。
治療用義歯完成装着直後
治療用義歯とは
治療用義歯は、
最終義歯を作る前に使用する
「治療のための総入れ歯」です。
咬み合わせや顎位を整えながら、
患者様にとって快適な状態を探していきます。
治療用義歯で行うこと
-
顎の位置を整える
-
咬み合わせを整える
-
義歯と歯肉のフィットを高める
-
外れにくい総入れ歯の土台を作る
-
発音を確認する
-
見た目を確認する
-
食事のしやすさを確認する
-
フルバランスを構築する
フィットを高める処置・リライン
なぜ特許・治療用義歯を開発したのか
-
もともとパリムデンタルでは、抜歯後に短期間で完成する精密な総入れ歯を製作していました。
しかし、どれほど精密な総入れ歯を作製しても、抜歯後の歯肉は時間とともに大きく変化します。
そのため、完成直後はぴったり合っていても、歯肉の治癒が進むにつれて入れ歯が合わなくなってしまうという問題がありました。
そこで私たちは、まず短期間で総入れ歯を作製し、歯肉の治癒を待ってから最終義歯を作る方法を採用するようになりました。
しかし私は、
「この期間を単に治癒を待つ時間にするのではなく、治療に活用できないだろうか」
と考えました。
私はもともと、歯が残っている患者様に対してマウスピースを用いた咬合治療を行っていました。
そこで、その考え方を総入れ歯にも応用し、治療期間中に顎位や噛み合わせを整えることができる治療用義歯を開発しました。
さらに、噛み合わせの変化に応じて義歯が自然に順応する仕組みを取り入れることで、患者様の通院負担を軽減しながら治療を進めることを可能にしました。
これが特許取得の治療用義歯です。
私たちは、この治療用義歯を用いて、
- 顎位を整える
- 噛み合わせを整える
- 義歯と歯肉との適合性を高める
という治療を行い、その結果を最終義歯へ反映しています。
治療用義歯は単なる仮の入れ歯ではありません。
完成義歯を成功へ導くための治療装置なのです。
特許第5426957号 発明者:大前太美雄
治療用義歯から始まる総入れ歯治療
ご相談を希望の方へ